シンガポールの夜遊び ゲイラン編
シンガポールのゲイラン地区について紹介する。
電車でアルジュニード駅から南に歩くと、メインストリートのゲイラン通りがある。
ここは、物価がとても高いシンガポールでは珍しく、物価が安い。
もちろんそれは、夜遊びも例外ではない。
その理由は、このゲイラン地区ができた経緯にある。
詳しくは割愛するが、ここはシンガポールで唯一、性的サービスを提供することが、
政府に認められている地域なのである。
ゲイランロードというメインストリートから南北にたくさんの路地がつながっている。
↑メインストリートのゲイラン通り↑
北側は、奇数の路地番号がついており、「Lor 1Geylang」などと表記される。
反対に南側は、偶数の路地番号となる。
夜になると、たくさんの立ちんぼが繰り出してくるのだが、
おもに偶数の路地に入ってすぐの、ゲイランロードに平行に走る路地に立っている。
また、メインストリートのゲイラン通りにも中国系の立ちんぼが多くいる。
↑ゲイラン通り沿いの歩行者通路(写真中央奥に立ちんぼ)↑
各路地によって、中国系が集まるエリア、タイ系が集まるエリアなど決まっており、
エリアごとに価格も違ってくるため、いろいろと歩きまわってみるのがよい。
気に入った女性に声をかけようとすると、近くにいる元締めの男が金額を提示してくる。
相場は20ドルほど。フリーランスではないため、おそらく交渉の余地はない。
自分のホテルに連れて行く場合は、それにプラス10~20ドルとられる。
元締めが紹介するホテルであれば、それはとられない。
また、ゲイランの偶数番号の路地には置屋がたくさんがある。
置屋にはそれぞれ番号が振られており、その番号が家の表札のようにつけられている。
↑置屋↑
置屋のまえには、呼び込みのおじさんがおり、入ると雛壇に女性が座っている。
行く時間帯によって、女性の数はまちまちであるが、
気に入った女性がいれば、その子を指名し、店の奥にある個室でことを済ます。
私はどうも置屋というのが苦手である。女性を選ぶ時間が苦手なのだ。
以上のとおり、ゲイランでは、立ちんぼと置屋が主な夜遊びとなる。
シンガポールは何もかも高い、という印象だが、ゲイランだけは特別といえる。
お金に困ったけど、どうしても夜遊びしたいときは、ぜひ挑戦していただきたい。