シンガポールの夜遊び 出会い系バー編

今回はシンガポール

シンガポールは近代的な都市だ。道でたばこやゴミを捨てるだけで有罪になるということで、

東南アジア諸国のなかでは、飛びぬけてきれいな街並みとなっている。

私は2015年に訪れたが、独立50周年ということで、大きな盛り上がりを見せていた。

正直、そんな都市に夜遊びスポットはないかと思っていたが、

やはりどの国にも男はいて、同じものを求めるようである。

シンガポールの遊びとして代表的なのは、出会い系バーと置屋、そして立ちんぼである。

出会い系バーというのは、表向きは一般的なバーとして営業しているが、

そこに、一夜を共にする相手を求める男女が集まるバーである。

店は、そのようなお金のやりとりがある出会いを認識しながら、見て見ぬふりをしている。

マニラのLAカフェもこのひとつである。

ネット上では、出会い系カフェ、援交カフェ、援交バーなどと呼ばれているが、

ここでは、出会い系バーと呼ぶ。

 

出会い系バーとして有名なのは、IpanemaとBrix。

どちらも地下鉄のオーチャード駅から徒歩で向かうかタクシーで行ける。

 

・Ipanemaのアクセス

駅からオーチャード通りを北に進むと、右手にオーチャードタワーが見える。

建物に入って左手のエスカレータを昇り、すぐ右手にあるのが、Ipanemaだ。

入口に小さなカウンターがあり、そこで入場料11ドルを払う。

この入場料はドリンク代で、入場チケットがワンドリンクチケットとなっている。

腕にスタンプを押され、ワンドリンク用のチケットをもらい、中に入る。

入口には頑強なセキュリティが2、3人いて、しっかりボディーチェックを受ける。

 

ここで、私の経験談をひとつ。

私がバーのカウンターで飲んでいると、

いきなりカウンターの向こう側で、セキュリティ3人くらいが、

大きな欧米人男性に飛び掛かっていた。

セキュリティは暴れるな!と大きな声を上げているが、

欧米人の男はものすごい勢いで暴れて、逃れようとしてる。

結局、屈強なセキュリティ数人に取り押さえられ、

最後は警察に連れられてバーを出て行った。

欧米人が何をしたのかは不明だったが、おそらく麻薬絡みだろう。

麻薬を吸っていたか、取引しているかをセキュリティに見つかったのだろう。

一時バーは騒然としたが、すぐに落ち着きを取り戻した。

シンガポールは法が厳しいイメージがあるが、それはもちろん麻薬に対してもそうだ。

 麻薬を保持していただけで、死刑になるらしい。

 

・Ipanemaの内部

基本は、カウンターやテーブルまわりにスタンディングスペースがあり、

数は少ないが、テーブルとソファなどのゆったり座るスペースもある。

また、バンドがパフォーマンスをするステージがあり、

バンドパフォーマンス1時間と、DJによる音楽1時間が、常に交互に繰り返されている。

 

・Ipanemaの女性

Ipanemaは、女性がとても積極的なことで有名だ。

シャイな日本人が緊張して立っていると、どんどん女性がアプローチしてくる。

これはなかなか経験できないことなので、一度ハマるとやばいかも(笑)

女性は、シンガポール人はそれほど多くなく、周辺国から出稼ぎに来ている女性が多い。

私が話した限りでは、ベトナム人が最も多く、次にタイ人や中国人、ラオス人など。

彼女らは、1か月とか2か月限定でシンガポールに来て、

できる限り男をゲットしてお金を得て、祖国に帰る。

短い期間でも、こうしてゲットしたお金は祖国では大金で、

それで家族を養うのである。

女性に支払う相場金額は200ドル。交渉次第で100ドルくらいまで値切れるかもしれない。

また、女性の国籍によっても、価格帯が多少違うこともあるらしい。

彼女らはフリーランスなので、ゴーゴーバーのようにバーファインを払う必要はない。

 

次に、Brix。

・Brixのアクセス

オーチャード駅から東に徒歩5分ほど歩くと、ハイアットホテルが見えてくる。

そのホテルの手前に、ハイアットホテルの手前に、地下に通じる階段がある。

階段前にセキュリティが立っており、セキュリティチェックを受けて、

地下に降りていくと、Brixがある。

 

・Brixの内部

中はかなり広く、それぞれのスペースが壁で区切られている。

大きなバーカウンターと、バンドがパフォーマンスするステージもある。

私の勝手な私感だが、西麻布にあったMuseに雰囲気が近い気がした(笑)

 

・Brixの女性

Brixはハイアットにあるだけあって、ほとんどの客が欧米人で、

かなり高所得者層の雰囲気がある。服装には気を付けたほうがよい。

女性は、まさにシンガポールという感じで、あらゆる国から来ている。

アジアだけでなく、ヨーロッパ系の白人やコロンビアなどの南米系も多い。

金額もショートの相場が300ドルと破格。

だいたい最初は、500ドルなどと平気で言ってくるので恐ろしい。

私は、コロンビア女性を連れ帰ったが、とてもゴージャスな女性で、

性格もとてもよく、大満足できた。

ただし、一度Brixを経験したい気持ちがあっただけで、それ以降は挑戦していない。

やはり料金が高すぎる(笑)

またBrixは、Ipanemaと違い、女性から声をかけてくることはほぼない。

そんなことをしなくても、彼女らには男がどんどん声をかけるからだ。

日本人の性格的には、BrixよりIpanemaのほうが合っていると思った。

 

以上が、出会い系バーの主な情報である。

全体的に、女性のレベルは高く、サービスも満足できることが多かったので、

私は出会い系バーが大好きである。

しかし、シンガポールという場所柄、コストが高いことが玉にきずだ。

次回は、ゲイラン編。